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皆様、こんにちは。
今回は21AWよりリリースされるキーチェーンのご紹介をさせて頂きます。
タスコで生産されるブランドからキーチェーンがリリースされるのは、私の知る限りでは初めてなんじゃないか?と。
かなり時間と手間を要して何度も何度も修正し、製作してくれました。
少し長いですが是非ご覧ください。
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まず、『鍵』というのは毎日必ず持ち歩くかと思いますので、スタイリングによって取り換え、付け替えしなければならない煩わしさはNGでした。
腰のベルトループはもちろんイーズ―パンツやショーツにも、バッグにも引っ掛けられるプロダクトが理想でしたので、キーフックを採用しました。
棒状に形成したシルバーを曲げて試作から開始。
チェーンに直接リングを通しても良かった(というかその方が楽です。)のですが、シルバーキャップを製作してプロダクトの統一感や重厚感を持たせます。
チェーンは、ブレスレットでも使用されているベーシック、ツイスト、パイプアップのリンクパーツをそれぞれドッキング。
フックを取り付けて仕上げ。
ただこれだと、ご覧の通りチェーン部分に対してフッキングの頼りなさ。
ベルトループに引っ掛けるなら問題ないと思いますが、ウエストには引っ掛けると簡単に外れてしまう可能性が高い。
チェーンはこのデザイン、ボリュームを変更したくなありませんでしたので、フックに厚みを出し、幅を広くしてバランスを取る事にしました。
シルバーを曲げて製作する方法には限度があり、フック型を製作しなければなりません。
大量生産をする場合は成型加工で型にシルバーを流し込んで製作する方法もありますが、シルバープレートからハンドで切り出す手法を採用しました。
が、、、
コレがかなり大変。
まずは、シルバープレートをプレス機に掛けて、厚みを調整しながら伸ばしていきます。
次に強度を上げる為焼き入れ。
仕上がったシルバープレートをパターンに合わせてカットしてきます。
ミリ単位で何度も試作します。
一般的にはステンレスが使用されるキーリングにも、シルバー925に拘りたかったので、1からリングを製作してもらいました
そして、全パーツが完成。
あとは丁寧に磨きを掛け、パーツを連結させていきます。
そして、幾日もかかりやっと仕上がった理想のキーチェーン。仕上がりを見た時に職人の技術の素晴らしさを改めて実感致しました。
鍵の居場所に困っていた方々。まだ少量しかご用意出来ませんでしたので、是非ご覧頂ければ幸いです。
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着用してみましたので参考にして頂ければ。。